巴川灯ろう流しとお盆
本年の7月のお盆は静岡では大変な猛暑となりましたが好天に恵まれ、多くの方が墓地にお参りされました。
特にお子さまを連れご家族でお参りされる方が多く見受けられ、暑さもあるためか特に夕方には大変にぎわっておりました。

お盆のお経も13日〜15日の期間は大変多くのお宅をお参りしましたので、短い時間のお参りではありましたが、檀家の皆様のご協力、ご理解で順調にお盆のお参りを終えることができました。

7月16日 7月のお盆を迎えた方は、ご先祖さまをお送りする日となりました。
この16日の夜、静岡市清水区の巴川では毎年灯ろう流し行われています。
近年「巴川灯ろうまつり」は年々訪れる方が増えているようです。
ここ5年ほど「巴川灯ろうまつり」のお手伝いをさせていただいております。
灯籠を流す前に、清水銀座商店街の近くのご住職さまのお手伝いとして川施餓鬼、交通安全祈願の式としてお施餓鬼を行ってから、灯ろう流しが始まります。

薄暗くなり始めた川面には、亡くなった方に思いを寄せたり、家内安全を祈願する人たちの流した灯籠が浮かびました。
夜店などでにぎわう清水銀座商店街に近い橋の上や両岸の川岸には家族連れや浴衣の方々が詰めかけ、灯籠のほのかな明かりが川面で漂うさまを見守っていました。
皆様はどのようなお盆を迎えられたでしょうか。

ご先祖やご家族に思いをのせて流れる灯籠

約4千個の灯籠が流されたということです

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