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掲示板法話鸚鵡説法 純 明恵上人 月

高源寺の掲示伝道集。北街道沿いの寺門に掲げてきた言葉をまとめてみました。鸚鵡のように、人の言葉を真似したという意味。立春の扉 鎌倉時代の人、明恵上人を言い表す「純のひと」。純真に釈迦を慕い、天竺に憧れた明恵上人について
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純の人

鎌倉時代の人、明恵上人ほど、純情な心で釈迦を慕い、天竺に憧れた人もないといわれる。
紀州(和歌山県)の海が天竺につづいていると、その紀州の磯で拾った石を高山寺(こうさんじ・京都)に持ち帰り、生涯その石を宝として懐かしんだ明恵上人。
犬の臥した傍らや、牛馬の前を過ぎるにも、人に対するように腰をかがめ、門訊(もんじん・合掌のこと)をした明恵上人。「純」に徹した人である。
あかあかや あかあかあかや あかあかや
あかあかあかや あかあかや月
月を詠んだ絶唱であろう。
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