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臨済宗妙心寺派 kougenji Temple |
テレホン法話① 心の転換 電話法話集 |
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| 高源寺テレホン法話集。昭和59年7月から始まった高源寺先代住職の法話集です。20年続いた受話器から聞こえてきた法話をもう一度。 テレホン法話その① 心の転換によって開ける世界 |
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臨済宗妙心寺派 kougenji Temple |
テレホン法話① 心の転換 電話法話集 |
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| 高源寺テレホン法話集。昭和59年7月から始まった高源寺先代住職の法話集です。20年続いた受話器から聞こえてきた法話をもう一度。 テレホン法話その① 心の転換によって開ける世界 |
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| ＴＯＰ＞高源寺雑記・資料＞テレホン法話1 |
| 心の転換によって開ける世界 私たちはお互に対人関係に悩むことが多いと思います。家庭の中で、学校で、職場において、その時い情況は柏手の態度が変らない限り一向に解決しないと思います。 いらいらの毎日が、果てもなく続くというわけですね。 ここに私たち禅宗でお唱えするものに、修行老のきびしい願いを述べた「菩薩願行文」というものがあります。易しく申してみますと、 「私を罵る言葉、憎々しい態度、これをすべて、仏さまのお慈悲と受け取りなさい。そしてそれを、過去の世から積み上げた罪業を消すための、仏さまのご方便と受けとらせていただき、常に謙譲な態度とつつましい言葉をもって相手に接しなさい。そうすればわたしたちの念いの一つ一つに、浄らかな蓮華が開き、その蓮華の花びらの一つ一つに仏さまが生れ、極楽浄土が荘厳される」というのです。 心の中で私が相手を憎いと思っていると、相手も又私を憎いと思っていることは、まず間違いないと思います。 私たちが、まず自分自身の想いを転換してみることによって、開けてゆく世界のすばらしさを、この願行文はうつくしく述べています。 鏡にうつるわが姿 つんとすませば、むこうもすます、 にらみ返せば にらんで返す ほんにうき世は、鏡の影よ、 泣くも笑うも、われ次第。 とこんな歌もあります。 あなたの日常生活になにかの参考になれたら幸いです。 |
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